将門塚

ようやく記録的な猛暑も終わりが見えてきました。
この夏、まずいと思いつつも、ブログからすっかり遠のいてしまい、
あわてて更新です。。。
千代田区大手町一丁目にある、平将門首塚です。
正面に見えるのは、旧大蔵省が昭和2年に建てた鎮魂碑です。「南無阿弥陀仏」とかかれています。
首塚そのものは、関東大震災で倒壊してしまっています。
「将門記」によりますと、将門は、平安中期、朝廷(京都)に反して下総国で兵を起こし、
板東8カ国(関東一円)を手中に収めて「新皇」を自称し、独自に新政府を樹立しました。
結局は、平貞盛と藤原秀郷に鎮圧されてしまいますが、
この時代、中央朝廷が人民不在の政治を繰り広げ、地方の国司たちも腐敗していたようで、
多くの民が将門によせた期待は極めて大きなものがあったと思われます。
それは、将門は歴史上朝敵と呼ばれながら、関東地方には数多くの伝説と、将門を祀る神社が
あることが証明していると思います。
息子が「将門記」を読んでいたので、「じゃー、首塚見に行くか!?」ということになり
行って来ました。
パワースポット、心霊スポットとしても人気があるようで、思いがけず、多くの人が
お参りをしていました。
ブログを書いているうちに、将門が兵を挙げた状況と、今の政治状況も同じ??
と、思ってしまいました。。。
2010年09月 13日00:14 | ひとりごと
[SHIN建築事務所]