宇治山田駅

三重県伊勢市の近畿日本鉄道山田線の宇治山田駅です。
1931年、伊勢神宮最寄りのターミナル駅として開設されました。
鉄筋コンクリート、幅120mの堂々とした外観は全面クリーム色のテラコッタで装飾され
優れた昭和初期の建物です。 設計は、久野節になります。
久野節は、東部鉄道浅草浅草雷門駅(現 浅草駅)の設計者でもあります。
浅草駅(1931年竣工)は、、その後改修され、松屋浅草店がテナントとして入っていますが
建物自体は、その当時のままで、花川戸一丁目のほうから見上げると、竣工当時に姿が
今でも忍ばれます。
宇治山田駅は、2001年に、国の登録有形文化財(建造物)に指定されました。
登録有形文化財(建造物)の詳細は、国指定文化財等データベースをご覧ください。
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2010年04月 26日01:00 | 建築探訪mini版
[SHIN建築事務所]