
H21年末「明日の安心と成長のための緊急経済対策」が決定され、住宅版エコポイント制度が始まりました。
エコリフォーム、バリアフリーリフォームにたいして、家電製品のようにエコポイントがつきます。
H22.12.31までに着工したものが対象になり、即時交換を工事費に当てることもできるようになるようです。
ただし、リフォーム、新築にかかわらず、1戸あたり300,000ポイントが限度になりますので、
全体工事費の大きさを考えると、リフォームで利用する場合のほうが有効だと思います。
例えば、
リフォームの場合、居間の窓ガラスを複層ガラスに交換した工事で
ガラスの大きさ 1.8mx2mで、工事費で約57千円
ポイントが、7000ポイントになります。
約12%の還元になります。
住宅新築の場合、坪70万として、
延べ面積40坪で工事費 約28,000千円
ポイントは、300,000ポイント
約1%の還元にとどまります。
新築の場合は、エコポイントが活用できるような住宅であれば、
「明日の安心と成長のための緊急経済対策」で
「優良住宅取得支援制度(フラット35)」が利用できると思いますので
この場合、金利の引下げが 0.3% から 1% に拡大されます。(当初10年間)
エコポイントよりこちらの還元のほうがはるかに大きいですね。
ともあれ、この緊急経済対策を賢く利用する価値有りと考えます。
住宅版エコポイントの詳細は、国土交通省、経済産業省のホームページに詳しく掲載されています。
国土交通省発表の住宅版エコポイントの概要はこちら 経済産業省発表の住宅版エコポイントの概要はこちらまた、優良住宅取得支援制度(フラット35)については、住宅金融支援機構のホームページをご確認ください。
住宅金融支援機構はこちら